高機能な予約システムが作れるPinpoint Booking System
サロン予約や会議室予約などで使えるWordpressのプラグイン Pinpoint Booking System。
無料プランでも高機能な予約システムを作ることができます。
複数の部屋や人の予約を行う場合は、Pro版(有料)が必要です。
Pinpoint Booking System Proは有料プラグインです。ご購入はこちらから。
ただし、このプラグインの一番の問題は「翻訳」。
他のプラグインと違って、翻訳が用意されていません。
プラグインの中に「Transration」というセクションがあって、ここで翻訳ができるようになっています。
以前、初めてPinpoint Booking Systemを採用した際に、一度、サロン向けに必要最小限の翻訳をしたことがあります。
今回、またこのプラグインを採用することになり、コピペをするのも嫌なので、翻訳ファイルをエクスポートできないか調べました。
プラグインからは直接エクスポートできないということでしたが、テーブルをコピーしろと書いてあったので、実際にやってみました。
翻訳がエクスポートできる条件として、一度、Pinpoint Booking Systemの翻訳を行ったことがあるということが必要です。
翻訳したことのあるAサイトから、翻訳が入っていないBサイトへ翻訳テーブルをエクスポートすることができます。
参考:https://pinpoint.world/wordpress/support/forums/topic/translation-and-double-booking/
Pinpoint Booking Systemの翻訳エクスポート手順
- BサイトのPinpoint Booking Systemの「Translation」→「Manage Language」で日本語をEnableにしておく。
- Aサイト側のWordpressのDBをphpMyAdminなどで開き、wp_dopbsp_translation_jaテーブルをエクスポートする。
- Bサイト側のWordpressのDBをphpMyAdminなどで開き、wp_dopbsp_translation_jaテーブルを一度空にします。(テーブルの操作のところにあります。)
- Bサイト側のwp_dopbsp_translation_jaテーブルにAサイトのwp_dopbsp_translation_jaテーブルをインポートします。
これで簡単にエクスポートすることができます。
サロン向け、会議室予約向けといろいろな用途に使える分、各国語訳は大変だということなのでしょうか?
日本語でも用途が違うと言い回しが違うので、同じ翻訳を何度も使うというわけにはいかないかもしれませんが、最初からと途中からでは生産性も違います。
備忘録兼ネタでした。
翻訳したことがない!翻訳が面倒!という場合は、販売もしております。
私がすべて翻訳をした際には、1週間くらいかかっています。
たとえば、予約をする際に「Extra」という単語が出てきます。単語だけとらえれば、「別の費用」ということで、予約の際に別料金で追加する何かということになります。
日本語で一番しっくりくるものは「オプション」という言葉。しかし、別の部分で「option」という単語も出てくるのです。
「extra option」なんて使われると、むむむ…となるため、「別料金オプション」と訳す。誤解を与えない日本語でしっくりくるものに重点を置いて訳しています。
ご自身で訳されるよりは圧倒的に早い!ということは確かです。(自画自賛)
プロフィール
- 株式会社東芝にてソフトウェア開発11年、サスペンションメーカーの広報6年、国立大学情報システムセンター非常勤職員、個人事業主を経て、2016年9月に株式会社アールジャパンとして法人化。WordPressに特化したWEBシステムの開発に携わる。Microsoft Visual Basic®のプログラミングに関する著書が9冊、そのうち一部は国立図書館に寄贈されている。色彩検定1級、Shoplifyパートナー。趣味は手芸一般。編み物歴、洋裁歴は四半世紀以上。神奈川県中小企業家同友会 広報委員会副委員長・編集長。
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