2次公募の採択結果が公表されてからそろそろ1週間経ちます。
弊社の今年度の採択率は100%、昨年度、締切5日前のお申し込みで納得のいく事業計画値を作成できなかった1社を除き、すべて採択されております。
公募の資料作りという観点から見ると、2018年度の方がはるかに簡単になっています。
では、なぜ不採択になるのでしょうか?
1次公募後に事務局が事業者に向けて公表した不採択事由があるのですが、こちらには次のようなことが掲載されています。
- 申請日と設立年月日の不整合
- 昨年度のIT導入補助金事業で導入したITツールとの機能の重複
- 不完全な住所入力
- 法人の履歴事項全部証明書の添付間違い
- 個人事業主の公的身分証明書が不完全
- 個人事業主の事業実在証明書が不完全
- 経営診断ツールの総括項目(現状認識・将来の目標・課題・対応策)において、その回答内容が希薄
- 申請された法人の事業内容(生産性の観点)が『本補助事業の目的に資さない』
これらが代表的な理由で、目立つものが「うっかりミス」です。
昨年2017年度はこういった「うっかりミス」があった場合、事務局から修正をするように連絡がありましたが、今年度は短い期間で採択数を増やす審査を行うために、うっかりミスはばっさりと切る傾向があります。
また、経営診断ツールで自由記述できる項目がほとんどと言って良いほどないので、その分、5年間の数値計画で明らかに根拠が見えない数値を入れていた場合は不採択とされているのではないかと思います。
事業者を選定する際、「見積もりの安いところ」に流れがちだと思いますが、採択されるように内容のチェック、数値の算定をできる事業者を探すことも大きな要因だと思います。
弊社が採択された案件例
- レンタルショッピングカートから自社通販サイトへの完全移行
- ホームページリニューアルと通販、イベント予約システム導入
- 新規通販サイトの制作
- 会員制通販サイトと一般向けサロン予約、イベント予約システム(イベント予約は事前決済導入)
- お問い合わせのデータベース化と顧客管理システム利用による潜在顧客の発掘
弊社の登録しているITツール
- 通販システムパッケージ
- 予約システムパッケージ
- 顧客分析管理ツール
プロフィール
- 株式会社東芝にてソフトウェア開発11年、サスペンションメーカーの広報6年、国立大学情報システムセンター非常勤職員、個人事業主を経て、2016年9月に株式会社アールジャパンとして法人化。WordPressに特化したWEBシステムの開発に携わる。Microsoft Visual Basic®のプログラミングに関する著書が9冊、そのうち一部は国立図書館に寄贈されている。色彩検定1級、Shoplifyパートナー。趣味は手芸一般。編み物歴、洋裁歴は四半世紀以上。神奈川県中小企業家同友会 広報委員会副委員長・編集長。
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